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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第35章 M開眼
そんな佐川を心配そうに見る実雅子。

「どうしたの?ため息なんてついて・・・。わたしじゃ、つまらない?」

心配そうに見る実雅子を見た佐川。

     そうか、愚痴を言う女は、
     揃いも揃って自信家だった。
     そう、自称『いい女』だった。
     実雅子には、そういうところがない。
     なぜなんだ?
     自信を得る機会は
     いくらでもあっただろうに。
     生まれ持った性格か・・・。

佐川の視線に落ち着かない様子の実雅子。

「かわいいな」

佐川の口から思わず、そんな言葉がこぼれた。

「え?」

驚きが顔に広がる実雅子。

「可愛いって思っただけだ」

佐川が驚いている実雅子に重ねて言った。

「な、なによ。どうしたの?」

首を傾げる実雅子。女によっては媚びるように見えることもある姿勢だが、そんな感じは見えない。自然な感じに、可愛いと思える。

     高学歴の女に多い冷たい感じがなく、
     ひねくれた感じもないし、
     気難しいところもない。
     綺麗な女に多い挑むような感じや、
     自信過剰な言動もないし、
     横柄な態度もない。
     ある意味、正反対だ。
     温かい感じで、素直な感じで、
     優しい性格が表情に溢れている。
     知性美はあるが、控え目で、
     どちらかと言えば、臆病で、
     大人しい・・・。
     正当に評価すれば、
     旦那のように『大事に』したい
     女なのだろう・・・。
     そんな実雅子を見て、
     いいように騙して、
     『性奴隷』『肉便器』にして、
     金を稼ごうなんて思う俺は、
     やはり、人間の屑なのだろう。
     まして、幼馴染。
     向こうは、こんな俺を
     信頼しているというのに、
     それを裏切って・・・。
     ま、いいさ。
     どうせ、俺のモノにはならない女だ。
     旦那一筋の実雅子は、
     俺のモノにはならない。
     『覆水盆に返らず』
     中学受験と、そのあとのことで、
     俺の手の隙間からこぼれ落ちた
     実雅子という女は、もう、
     俺のモノにはならない・・・。
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