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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第35章 M開眼
「そう。ちょっと待ってね」

と、微かに赤い目の実雅子が、部屋の入口の土間に置かれた自分のキャスター付きの鞄から何か取り出して持ってきた。

ナイロン製の袋から取り出したのは・・・。

「え?」

ビックリした佐川。

「これって?」

と、止まる佐川に、

「本物じゃないわ」

と、話す実雅子。実雅子が取り出したのは、制服の夏服。ホワイトのシャツとブラックのツータックパンツのセットと、純白のワンピース・・・。神戸では有名な学校の夏服。

「っていうことは、コスプレしたいって?」

と、笑う佐川。

「そう。中学一年生だったあの時から・・・」

と、笑う実雅子

「なるほど。っていうか、不純異性交遊ってどこの私学も禁止だったけどね」

と、答える佐川。

「そうよ。わたし、それを破ってでも、翔太くんとエッチする覚悟で、会いに行ったのよ」

と、クスっと笑う実雅子。

「意外に大胆だったんね。俺は、てっきり、お情けで『大阪○○学院中学でも付き合ってあげる』って言いに来たくらいに思っていたよ」

と、本音を話した佐川。そう、当時の佐川のプライドが、実雅子の情けを受けることを阻害した。だから、あの言葉になった。

「つまらないプライドだと笑うだろうけど、俺は、そのお情けをお前から受けるのが嫌で、逃げた」

と、自嘲した佐川。

「そうだったのね。高校生くらいになってから、そんな感じだったのかな?って思うようになったけど、あの頃は、わからなかった」

と、話した実雅子。

「で、これに着替えて・・・」

と、話す佐川。頷く実雅子。

「わかったよ。あの時に戻ったつもりで」

実雅子を見つめる佐川。浴衣から着替える実雅子と佐川。

「32歳同士。似合うだろうか?」

と、言いながら、着替えた佐川が実雅子を見た。実雅子も着替えながら、佐川を見た。

体形的に佐川は問題はなし。背格好は高校時代からそれほど変わっていない佐川。

それに比して、体形的につらい実雅子。しかも、ワンピースタイプで黒いベルトで止める。

実雅子の大きな胸、大きにヒップが・・・。佐川の心配をよそに着た実雅子の様子は、意外に、似合っていた。大きなバストもバストが小さく見えるブラジャーの効果なのか、そもそも着痩せするタイプの実雅子だからか、さほど目立たなかった。
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