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恵津子の裸(年の離れた妹)
第2章 お引越し
「ここも思い出になるんだね…」
ふたりならんで歩きながら、恵津子がしみじみと僕に言った。確かに僕にとって実家以外で最も長く場所だ。そして思い出の多くを妹が彩っていた。僕はふと、初めて恵津子がアパートにやってきた日を思い出した。

「どうぞ、えっちゃん!」
僕はカメラの入った紙袋を抱え、少し屈むと妹に背中を向けた。恵津子は一瞬首をかしげたが、すぐに意味を理解した。そしてニヤリと笑うと、持っていたバッグをたすきに掛けた。あれからもう、4年近くになっていた。

僕は前を向き、妹の衝撃に備えた。後ろからいくよー、と声が聞こた次の瞬間、背中に恵津子が飛び乗ってきた。一瞬、僕はよろけそうになったが、兄の意地で衝撃を持ちこたえた。

「重っ!」
「うん、恵津子大きくなったもん!」
他人が僕たちを見ていたが、気にならなかった。背中の妹は僕にすべてを預けていた。その気持ちに僕は応えたかった。

「帰って…今日もえっちしよっ!」
「うん、しよう!」
「あと…恵津子の裸、撮ってね!w」
10分ほどおんぶして帰る道で、兄妹は最初の日を思い出していた。妹の手が僕のあそこを弄っていた。僕の手の上の妹のお尻が動き、背中に大きな胸の密着していた。
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