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午後四時までの性隷
第31章 必死の詮索
しかし…ありませんでした。

どういうことでしょう。

自分で捨てたのでしょうか。

いいえ、そんなことはできません。

ゴミの集積日までゴミは出せませんから。

あの彼が持ち帰ったのでしょうか。

そこでふと、私自身に起こったデパートでのことを思い出したのです。

「ま、まさか…」

娘の中で出された?

それとも、自分で飲んだ?

どちらにせよ、想像に絶することです。

私は必死に頭を振り、「それはない」と否定しました。

「ひょっとしたら…」

2階にあるトイレに向かいました。

そろそろなくなりそうだったトイレットペーパーが、新しい物に替わっていました。

謎が解けました。

トイレットペーパーをあらかじめ用意しておいて、それで拭いてトイレに流したのでしょう。

いくら女の子が使ったからといって、一度や二度でなくなる量ではなかったはずです。

鼻をクンクンと利かせても「男性」のニオイを感じることはできませんでしたが、誰かが使った形跡はあります。

中で出されていなくてよかったと、私は勝手に安堵しました。

そうなると今度は道具が気になります。

縛られるのに使われたものは何なのか…。

私はまた娘の部屋へと戻ったのでした。
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