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午後四時までの性隷
第34章 送られてきた画像
こんなにいやらしい表情をしていたら、榎木さんでなくても写メを撮りたくなってしまうかもしれません。

私は夫の前でもこんな顔をしていたのでしょうか。

おとといまでの自分はこんな顔をしていなかったのでしょうか。

考えれば考えるほど雫がどんどんと溢れてきそうになってしまいます。

「ダ…ダメよ、朝からそんな…」

自分にそう言い聞かせ、洗濯と掃除に取り掛かることにしました。

エプロンのポケットにしまったスマホが気になって気になって仕方がありません。

洗濯物をベランダで干すときに、ちらり。

玄関の掃き掃除をしているときに、ちらり。

トイレ掃除を終えふっと力が抜けたとき、便座に腰を下ろしてスマホを見てしまいました。

5枚目の画像には、しっかりとカメラ目線の私が写っていました。

上目遣いで榎木さんを見ています。

切ない表情で榎木さんを見上げながらも、どことなしに嬉しさを帯びていました。

はっきりと思い出します。

シャッター音に敏感に反応して、さらに感じてしまった自分のことを。

二次元の私と目が合います。

私が私を見ています。

「そ…そんな目で見ないで…」

そのいやらしさに、思わず指が股間を弄ってしまいました。

ショーツの股布の上からでも濡れているのがわかりました。

「い…いけないわ…。そろそろ娘も帰ってくるし…」

昨夜のお風呂とはシチュエーションが違います。

案の定、それから一時間もしないうちに、中間考査を終えた娘が帰宅したのです。
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