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わたしの妄想日誌
第3章 母の浮気相手

そして今日もお母さんは家で浮気している。すぐそこで自分の母親が浮気していると思うとわたしの下半身はジンジン痺れてくる。お母さんの悩ましい声に共鳴しているみたい。わたしの意思と無関係に勝手に痺れるわたしの下半身。
「奥さん、いかがですか。真っ昼間から他人棒をくわえこむのは」
「サイコー。サイコーです」
お母さんが『サイコー』なんていう若者が使いそうな言葉を使ったことはあっただろうか。『サイコー』って『最高』、いちばんいい…ってことよね。とにかく気分が高揚していることはよくわかる。
文字で書くと平板な感じになっちゃったけど、耳に入ってくるのは、こんな感じ。
『さいこぉぉぉぉ…ぉぉ……ぉ。さいこぉぉぉ…で………す………ぅぅ』
わたしは薄く開いたままのドアの横で聞き耳を立てる。そしておそるおそるリビングを覗き込む。
二人の男女が立ったまま。お母さんはリビングのソファーの背もたれに両手をついている。オジサンはお母さんの後ろに立って、両手でお母さんの腰の辺りをつかんでいる。そして腰を前後に振っている。オジサンが腰を振るたびにお母さんがよがり声をあげている。
「奥さんは、ほんと、寝てよし、立ってよしですね。ご主人ともこんな体位でなさってるんですか」
「立ちバックなんかしたことありません」
本屋でこっそり立ち読みしたティーン向けの雑誌にだって『後背立位』って書いてあったよ。まあ、続けて通称『立ちバック』って書いてもあったけど。とにかく『立ちバック』なんていう言葉をお母さんの声で聞いてびっくり。オジサンに教えてもらったのかしら。
わたしは忍び足で階段を上って自分の部屋に入る。ベッドに横になってリビングの様子を想像する。あの調子なら、まだまだ続きそう。お母さんはそろそろ晩御飯の食材を買いに行かなければならない時間だけど。今日の晩御飯は遅くなりそう。
「奥さん、いかがですか。真っ昼間から他人棒をくわえこむのは」
「サイコー。サイコーです」
お母さんが『サイコー』なんていう若者が使いそうな言葉を使ったことはあっただろうか。『サイコー』って『最高』、いちばんいい…ってことよね。とにかく気分が高揚していることはよくわかる。
文字で書くと平板な感じになっちゃったけど、耳に入ってくるのは、こんな感じ。
『さいこぉぉぉぉ…ぉぉ……ぉ。さいこぉぉぉ…で………す………ぅぅ』
わたしは薄く開いたままのドアの横で聞き耳を立てる。そしておそるおそるリビングを覗き込む。
二人の男女が立ったまま。お母さんはリビングのソファーの背もたれに両手をついている。オジサンはお母さんの後ろに立って、両手でお母さんの腰の辺りをつかんでいる。そして腰を前後に振っている。オジサンが腰を振るたびにお母さんがよがり声をあげている。
「奥さんは、ほんと、寝てよし、立ってよしですね。ご主人ともこんな体位でなさってるんですか」
「立ちバックなんかしたことありません」
本屋でこっそり立ち読みしたティーン向けの雑誌にだって『後背立位』って書いてあったよ。まあ、続けて通称『立ちバック』って書いてもあったけど。とにかく『立ちバック』なんていう言葉をお母さんの声で聞いてびっくり。オジサンに教えてもらったのかしら。
わたしは忍び足で階段を上って自分の部屋に入る。ベッドに横になってリビングの様子を想像する。あの調子なら、まだまだ続きそう。お母さんはそろそろ晩御飯の食材を買いに行かなければならない時間だけど。今日の晩御飯は遅くなりそう。

