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幸せのカタチ
第4章 メッセージ

こうして、雅紀からまたFacebookに友達リクエストが届いた。
私は速攻で承認したのを覚えている。

その後、インスタのメールもなんだろうか。
そう思いメッセンジャーでやり取りを始めた。

雅紀が飼っている猫の“餅子”と“団子”の話しで盛り上がる。
私もクロちゃんと言う名前の猫を飼っていたので猫好きの気持ちは良く理解できた。

お互いメッセンジャーで暫くは会話をしていたのだが、私がメッセンジャーだと妙に時間が掛かるのでLINEにしないか。

そう、提案すると雅紀は直ぐにそれに承諾したのだ。
3年ぶりにまたLINE交換をした。

そのLINEにして暫く話しをしていた時だった。
雅紀からこんなことを言われる。

「今年の7月に東京に行くのでその時に竹内さんと一緒に食事をしたいのですがいいですか?」

何と言うことだろう。
食事の誘いをまた受けたのだ。

今回、私は断ることをしなかった。
倫也の事はどこかで吹っ切れていたからだった。

私が幸せになることが一番の倫也への供養になるとこの時改めて感じたのだ。
でも、まだ自分の気持ちには気づいていなかった。

雅紀の事を好きだったのか。
そう言われれば嫌いではなかった。

だが、好きだともまだ自分でも分からなかったのだ。
雅紀の気持ちはどうだったのだろう。

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