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幸せのカタチ
第5章 LINE

「神部さんは、どんな呼び方がいいんですか?マサキさん?それともマサさん?」
「俺は、マサさんて呼んで貰いたいな…」

「分かりました、じゃ、今からマサさんで…」

そう話すとお互いに笑ってしまったのだ。
雅紀との電話は本当に愉しいものだった。

毎晩、7時半くらいになると雅紀からLINEが来るのだ。
そして、電話をするのが日課になった。

毎晩本当にくだらない話しをしていたと思う。
でも、愉しかったのだ。

時には2時間もの長電話をしていた様に思う。
その内容も子供の話しから、仕事の話しや時にはエロ話などもしていた。

雅紀は昨年の11月まで彼女がいたらしい。
その彼女と11月に別れたと聞いたのだ。

元カノの話しなどもしてくれる。
私は別に気にもならなかったのでそれを聞いていた。

以前、どのようにして女性と付き合っていたのかを聞くと、その人の性格とか感じなどを理解することが出来たので私は過去に付き合ってきた彼女の話しを聞くのが好きだった。

雅紀は基本平和主義だった。
ことなかれ主義ではなく、本当に穏やかで平和主義だったのだ。

喧嘩は「売る側」と「買う側」が居て成立すると私は思っている。
なので、どちらからも売ることも、買う事もしなければ喧嘩にはならない。

その事を話すと雅紀は理解してくれたのだ。
私は雅紀と本当に仲良くしたかった。

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