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幸せのカタチ
第1章 プロローグ

「最近入った未来ちゃんよ、可愛いでしょう?よろしくね?じゃ、乾杯しましょう…」
そう言うと5人で乾杯をしてママは席を離れる前に私にこう言ったのだ。
「未来ちゃん、後はよろしくね…」
私は三人の相手をすることになった。
倫也はとても小柄でキュートな顔立ちをしていた。
私の好みだと言えば好みの男性だった。
それに倫也は私と同じ色の同じ機種の携帯を持っていた。
それに気づくと倫也はこう言ってくるのだ。
「未来ちゃん、同じ携帯持ってるんだね?」
「ええ、神田さんと同じでお揃いだわ…」
私はとても嬉しく思ったのを覚えている。
どんな会話をしたのかは今では思い出せない。
ただ、とても愉しかった事だけは覚えている。
私は強か倫也たちが入れてくれたボトルのお酒を飲んでいるうちにトイレに行きたくなった。
それをママに伝えるとママが三人の相手をしてくれたのだ。
ここの店のトイレは化粧室と一緒になっていた。
トイレに入ると直ぐに大きな鏡が設置してあり、化粧直しなどが出来た。
その奥にトイレがあったのだ。
私は少しだけ化粧を直すとトイレに入った。
そして、トイレから出ようと思いドアを開けた時だった。
トイレのドアを開けると倫也がそこに立っていたのだ。
私は驚いてしまったが微笑みながらこう言ったのだ。

