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幸せのカタチ
第10章 子供たち

朋美さんは、私のことを受け容れてくれた。
嬉しくないと言えば嘘になる。

私は雅紀にこう言ったのだ。

「トモちゃんとは友達になりたいわ…」
「なれるよ…朋美は直ぐに未来ちゃんって呼ぶようになると思うよ…」

でも、後二人の茂明くんと健太郎くんの事が気になった。
なので、こう聞いたのだ。

「シゲちゃんと、ケンちゃんの事が気になるわ…」
「それも、大丈夫だよ、多分、朋美と同じように“そうなんだね”って言うと思うよ…」

「そうかなぁ…」
「大丈夫だよ、心配しないで…多分、茂明も健太郎も直ぐに友達になると思うよ…」

長男の茂明くんは本当にお父さん子でLINEなどもちょくちょく雅紀に送って来るようだった。
朋美さんに私の事を話したことで、朋美さん経由で茂明くんに私のことが知らされたらしい。

私は内心ホッとしたのだ。
確かに私は朋美さんや茂明くんや健太郎くんの母親にはなれない。

でも、友達にはなりたかったのだ。
そんな事を考えていると雅紀がこう言ってくる。

「今年の年末にウチに未来さん来ればいいよ…」
「え?新潟のマサさんの家に行くの?」

「そうだよ、車でお迎えに行きますよ…」

そう言うと雅紀は電話の向こうで穏やかに笑うのだ。
尚も雅紀はこう言ってくる。

「未来さんとトモとシゲとケン達と俺の作った料理を食べて欲しいな…」

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