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かんじる、とろける、いまここで ~遠い記憶の長距離航路~
第1章 -完結- 20年ぶりの横浜で

「寒いわ…」
と言った麻美の体がうしろから黙って久我原に抱きしめられた。
「温めてあげるから…」
麻美の頬はすり寄せられた久我原の頬と掌で温められ、左の胸が彼の右の掌で包まれると寒さを忘れて体が熱くなってくるのがわかる。
デッキを吹き抜ける夜風にもてあそばれるスカートを割って久我原の指が脚の間に届くと、背中に当たる固いものを感じた麻美は無意識のうちに後ろ手でそれを握りしめていた。
「だめ… ここじゃいや…」
そう言いながら花芯を撫でられる快感で腰が引け、高まる固さの感触が伝わる掌はさするように上下に動き、指先までがなぞるようにうごめく。
「あさみ…」
耳朶を噛まれながら久我原のささやく声に鼓膜が震えると、替えたばかりのショーツが濡れ、閉じていたはずの膝が思わず開く。
「あ…」
「あさみ…」
「あぁっ… い… いっちゃう…」
「あさみ!」
「い… っあ… い、いく、いく…」
熱い吐息とともに耳元で名前を繰り返し囁かれると同時に、麻美は膝を震わせながら夜風に吹かれながら達していた。
と言った麻美の体がうしろから黙って久我原に抱きしめられた。
「温めてあげるから…」
麻美の頬はすり寄せられた久我原の頬と掌で温められ、左の胸が彼の右の掌で包まれると寒さを忘れて体が熱くなってくるのがわかる。
デッキを吹き抜ける夜風にもてあそばれるスカートを割って久我原の指が脚の間に届くと、背中に当たる固いものを感じた麻美は無意識のうちに後ろ手でそれを握りしめていた。
「だめ… ここじゃいや…」
そう言いながら花芯を撫でられる快感で腰が引け、高まる固さの感触が伝わる掌はさするように上下に動き、指先までがなぞるようにうごめく。
「あさみ…」
耳朶を噛まれながら久我原のささやく声に鼓膜が震えると、替えたばかりのショーツが濡れ、閉じていたはずの膝が思わず開く。
「あ…」
「あさみ…」
「あぁっ… い… いっちゃう…」
「あさみ!」
「い… っあ… い、いく、いく…」
熱い吐息とともに耳元で名前を繰り返し囁かれると同時に、麻美は膝を震わせながら夜風に吹かれながら達していた。

