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第2章 声が大きい女神

身体に巻き付けたバスタオルを、彼女が取り去った。
ああ、なんという美しい身体。

白く、すべすべで、つるつるの肌
柔らかく、弾力のある身体
形のいい胸とヒップのライン。
股間には、控えめな陰毛。

ああ、すべてが、興奮する。
この身体を、ぼくは今から好きにできるのだ。
なんという幸福感。

優しく抱いて、くびすじにキス。

「ん～ん、ううん～」

甘えるような声を、彼女が出し始めた。

「あーっ、はあっ、はあっ～」

息が荒い。
やさしく胸にタッチ。
小ぶりの胸は形がよく、柔らかい。
桜色の乳首が立っていた。

「はあーっ、ううんっ、はあ～っ」

…あれ、始まったばかりなのに、もうこのテンション？？
ぼくは嬉しかったが、とまどいを隠せない。

乳首を舐め上げる。

「はぁ、はぁ、…ああっ」

ぼくが舌をとがらせて乳首を舐め上げると、その度に身体を震わせる。

「ああん、あっ、あ～ん」

その声は泣き声にも聞こえる。

「ああーっ、あああっ」

彼女は、声を震わせた。

彼女の手にひらに、ぼくの手をかぶせ、手と手を握りしめる。

彼女が、強く握ってくる。
まるで恋人のようだ。