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真昼の幽霊
第4章 デート

 彼の言う「寄るところ」とは、意外にもアパート近くのクリーニング屋だった。出てきたタローの腕には、透明な袋をかぶせてあるスーツがかかっている。

「俺、明日は早朝から出かける。ゆーちゃんは自由にしてて。いなくなっちゃ嫌だけど」
「うん」
「あんまり連れて行きたくない場所だから……」

 そう呟くタローは遊園地での笑顔など忘れてしまったように暗い顔をしている。何を言うべきなのか分からず、ただ黙って頷くほかなかった。
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