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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第12章 浴衣でお祭りデート
「お兄ちゃん、見て」


 私は自分で着付けをした浴衣姿を真人お兄ちゃんに見せる。


「おぉ、いいじゃん。似合ってる」


 珍しくお兄ちゃんが褒めてくれる。


「このお団子頭も自分でやったんだよ」

「へぇ……うなじが見えてキスしやすそうだな」


 真人お兄ちゃんはうなじに顔を近づけようとした。


「もう、やっとキスマーク消えたんだから、だめだよ」


 私は真人お兄ちゃんから慌てて離れる。


「お祭りを楽しみたいの。そういうことは……」

「わかったよ」

「あ、お兄ちゃん。私の浴衣姿撮って。お父さんに見せたいの」


 私は真人お兄ちゃんにスマホで撮ってもらった。


「親父に送るぞ」

「ありがと、お兄ちゃん」

「じゃあ、行くか」


 私は下駄を履いて、真人お兄ちゃんと家を出た。電車に乗って、隣町の夏祭り会場に行く。


「陽菜、迷子にならねぇように、俺から離れるなよ」

「うん、お兄ちゃん」

「お前、その呼び方やめろって言っただろ」

「あっ……」

「ったく……」

「じゃあ……、真人くんでいい?」

「……」


 一瞬、真人お兄ちゃんがフリーズした。



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