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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第13章 触って、お兄ちゃん
 お風呂から出てパジャマに着替えると、二階から真人お兄ちゃんが降りてきた。


「親父、陽菜、ごめん」


 真人お兄ちゃんは私とお父さんに頭を下げた。


「俺が陽菜のそばから離れなかったら、こんなことにはならなかった。陽菜、ごめんな」

「違うよ、お兄ちゃん! 勝手に離れたのは私だし、お兄ちゃんは悪くないよ……! ちゃんと私を助けてくれたし……」

「陽菜……」

「真人。今回はGPSアプリがあったから居場所がわかったけど、陽菜と行動する時はどんな理由があろうと目を離しちゃいけないよ。真人もわかると思うが、陽菜はかなり危なっかしいところがあるからね」

「ああ、わかってる」

「でも今回はお前のおかげで助かったよ。陽菜を守ってくれてありがとう」

「親父……」

「それに本当なら私が陽菜を夏祭りに連れて行くはずだったのに、お前に任せてしまった私にも責任はある。陽菜、仕事とはいえ、楽しみにしてたのにすまない」

「ううん、仕事だもん、仕方ないよ」

「真人から陽菜の浴衣写真が送られてきた時は悔やんだよ」

「夏祭りは毎年俺が連れて行ってるんだから、親父が行こうが行けまいが関係ないけどな。でも彼女にばったり会ったのは想定外だった」



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