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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第15章 家族旅行(1)
「ひなね、いちご味がいい!」

「はいはい、水着に着替えたら、お父さんとお兄ちゃんと一緒に食べようね」


 その親子の会話を聞いて、私は少し羨ましくなった。私のお母さんは、私が小学生の時に離婚して家を出て行ったけど、一緒に住んでいる時もほとんど会話はなく、私はお母さんの背中ばかり見ていた。たまに顔を合わせたと思ったら、苦虫を噛みつぶしたような表情で見られ、その時初めて、お母さんは私が嫌いなんだってわかった。


 でも、お母さんには愛されなかったけど、お父さんは愛してくれる。大翔お兄ちゃんも真人お兄ちゃんも愛してくれる。だから私はそれでいいの。


 私は水着に着替えると、お父さんたちのいる場所まで向かった。砂浜に少し大きめのビーチテントがあって、そこに水着姿のお父さんとお兄ちゃんたちが座っていた。声をかけようとすると、さっき更衣室で生着替えをしていた綺麗なお姉さんたちが、先にお兄ちゃんたちに声をかけた。


「二人とも、イケメンですね。良かったらぁ、私たちと一緒に泳ぎませんかあ〜」


 お兄ちゃんたちはナンパされていた。




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