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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第16章 家族旅行(2)

「……ねえ、陽菜ちゃん」
少し無言になったあと、静江さんが口を開いた。
「大翔がいつもお世話になってるみたいで悪いわね」
「……え?」
何を突然言うかと思ったら、大翔お兄ちゃんがいつもお世話になっている? どういうこと?
「あのね……、どう話を切り出そうか悩んでたんだけど……」
なんだか静江さんの様子がおかしい。
「陽菜ちゃん、大翔と二人で会うのはやめてほしいの」
「――」
一瞬、時が止まった。何を言われてるのかわからなかった。でもなんとなく不穏な空気に変わったのはわかった。もし何か大翔お兄ちゃんに関係のあることを言えば、突っ込まれそうで声が出ない。
「もう率直に言うわ。陽菜ちゃん、大翔とエッチしてるでしょ?」
「……っ!」
「やっぱり、ね……」
静江さんは私の表情を見て察したみたいだった。
なんで? どうしてバレたの?
誰から聞いたの?
「おかしいと思ったのよ、大翔がコソコソ家を空けるなんて。今まで真っすぐ家に帰ってきた人が、急に帰りが遅くなったり、出張なんて行ったり……。まさか、妹と逢い引きするために、賃貸まで借りてるとは思わなかったわ」
少し無言になったあと、静江さんが口を開いた。
「大翔がいつもお世話になってるみたいで悪いわね」
「……え?」
何を突然言うかと思ったら、大翔お兄ちゃんがいつもお世話になっている? どういうこと?
「あのね……、どう話を切り出そうか悩んでたんだけど……」
なんだか静江さんの様子がおかしい。
「陽菜ちゃん、大翔と二人で会うのはやめてほしいの」
「――」
一瞬、時が止まった。何を言われてるのかわからなかった。でもなんとなく不穏な空気に変わったのはわかった。もし何か大翔お兄ちゃんに関係のあることを言えば、突っ込まれそうで声が出ない。
「もう率直に言うわ。陽菜ちゃん、大翔とエッチしてるでしょ?」
「……っ!」
「やっぱり、ね……」
静江さんは私の表情を見て察したみたいだった。
なんで? どうしてバレたの?
誰から聞いたの?
「おかしいと思ったのよ、大翔がコソコソ家を空けるなんて。今まで真っすぐ家に帰ってきた人が、急に帰りが遅くなったり、出張なんて行ったり……。まさか、妹と逢い引きするために、賃貸まで借りてるとは思わなかったわ」

