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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第30章 母親との再会
 マスクで顔がよく見えない。この人が私を見てた? どうして?


「どうしたの、陽菜」

「えっ、なんでもないよ……」


 私はすぐに視線をそらして、お弁当の残りを食べた。休憩が終わると、また品出しをする。
 

「岡崎さん、水嶋さん、どうですか? 頑張ってますか?」


 店長が私たちの様子を見に来てくれた。


「はーい、頑張ってまーす!」


 沙耶が品出しをしながら返事をする。


「ははっ、岡崎さんとこの娘さんは元気だねぇ。明るくて元気いっぱい、岡崎さんとそっくりだ」

「え〜お母さんとそっくりって、なんかやだなー」

「もう、店長になんて口聞いてるのよ、沙耶。店長すみません、礼儀がなってなくて……」


 沙耶のお母さんが来てペコペコ頭を下げる。


「水嶋さんも元気よく頑張ってね」

「は、はいっ」


 私は本当に沙耶が羨ましいなと思った。社会に出たら沙耶みたいな子が可愛がられるんだろうな……。
 

 午後もあっという間に終わって、15時に職業体験が終わった。私と沙耶は店長に挨拶して、店を出た。





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