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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第30章 母親との再会
「あ〜やっと終わったあ〜。あと二日もあるのだるくなーい?」

「大変だったよね……」


 私は品出し、けっこう好きかも。棚に全部商品置けた時は達成感あったし、お客さんから声かけられた時はドキドキして焦ったけど、「案内してくれてありがとう」って言われた時は嬉しかった。


 それにお菓子売り場でクマさんのクッキー見つけた時は嬉しくて、今度買いに来ようって思った。


「陽菜、おつかれ!」


 ふと顔を上げると、真人お兄ちゃんが迎えに来てるのが見えた。


「真人お兄……」

「真人さぁん!」


 私より早く、沙耶が真人お兄ちゃんの元へ走っていく。


「おー、沙耶ちゃんもおつかれ」

「真人さんにまた会えて嬉しいですぅ!」


 沙耶は真人お兄ちゃんの腕にくっつく。


「……っ」


 やだな……そんなに簡単にくっつかないでほしい……。私の真人お兄ちゃんなのに……。


「……真人?」


 その時、横から知らない中年女性がゆっくりと歩いてきた。マスクをしているその姿は、休憩室で見た女の人とそっくりだった。なぜか真人お兄ちゃんの名前を呼んで、真人お兄ちゃんに近づいていく。


「真人……覚えてる? 私よ、あなたの母親よ」






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