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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第30章 母親との再会
 それでも拭いきれない不安を抱えて、私は眠りについた。そして翌日、沙耶のお母さんの勤めるスーパーに行くと、沙耶はいなかった。


「ごめんね、陽菜ちゃん。沙耶ったら急に熱出しちゃって」

「えっ……」


 昨日あんなに元気だったのに大丈夫かな……。


「今日は私お昼に上がるから、指示は彼女に聞いてね。長坂さーん!」


 沙耶のお母さんが大声で呼ぶと、奥からマスクをした女性が歩いてきた。


「!」


 私はその姿を見て愕然とした。
 あの人だ、私のお母さん……。


「なんですか、岡崎さん。忙しいんですけど」


 お母さんは私の方を一切見ないで、沙耶のお母さんと話す。


「今日は店長休みだから、この子の面倒見て欲しいの」

「なんで私が……」

「私今日お昼で上がるのよ、よろしくね〜」


 沙耶のお母さんは無理やり押し付けると、笑顔で去っていった。


「はあっ……最悪だわ」


 私に聞こえるようにわざと言っているのか、お母さんはため息を吐いた。だけど私の顔を見ようとしない。


 どうしよう……まさかお母さんと一緒に仕事することになるなんて……。




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