この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第30章 母親との再会
 私は仕事が終わると、すぐに従業員入口から飛び出した。何度も振り返りながら足早に歩いていると、前方に真人お兄ちゃんが立っているのが見えた。


「お兄ちゃん!? 来ちゃだめって言ったのに!」

「陽菜が心配だったんだ。大丈夫、あの人はいねーよ」


 私はホッとして、真人お兄ちゃんの腕をぎゅっと抱きしめた。


「陽菜? どうかしたのか?」

「……話したの、お母さんと」

「え?」

「今日沙耶が休みで……沙耶のお母さんもお昼で帰るから、指示は私のお母さんから聞いてって言われて……」

「ずっと一緒だったのか?」

「指示されたのは最初だけだったけど、少し注意された……」


 私は一ノ瀬さんが来たことは言えなかった。お母さんに「男に媚びている」と思われていることも……。


「陽菜、頑張ったな」

「……っ……」

「あの人のことだから、陽菜に冷たく当たったんだろうな……。でも陽菜は最後までやり遂げた。きっとその頑張りは、周りには伝わってると思うぞ」

「……お兄ちゃん……」


 今日頑張ったこと、真人お兄ちゃんに褒めて貰えて嬉しい。一ノ瀬さんにも褒めて貰えたし、自分は頑張ってる……そう思いたいけど、やっぱりお母さんに言われた言葉のほうが重くて、私を闇に突き落とす。





/569ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ