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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第31章 もっと愛して
 私は職業体験でスーパーに行ったら、お母さんと偶然会ったことを話した。


「あの人が……。そうか……」


 大翔お兄ちゃんは複雑な表情を浮かべている。


「お母さんは真人お兄ちゃんのことしか見てなかったの。私とは会いたくなかったみたいで……」

「あの人は昔からそうだったよな……。俺と陽菜には無関心でさ……」

「え? 大翔お兄ちゃんにも?」

「ああ、そうだよ。気づかなかったか? あの人は真人しか可愛がってなかった」

「……」


 てっきり、お母さんに嫌われているのは私だけかと思った。


「時が経っても変わらないなんて、ほんと……親父と別れてくれて良かったよな。俺はもうあの人を母親だと思ってないし」

「……。お兄ちゃん、お父さんとお母さんが離婚した理由って、何か知ってる?」


 私がそう問いかけると、大翔お兄ちゃんは眉間にしわを寄せて考え込んだ。


「詳しくは聞いてないけど、あの人が浮気したからだろ?」

「……お母さんが言ってたの。私が家族を壊したって」

「はっ……? んなわけないだろ! なんで、自分の娘のせいにしてるんだよ!」

「お母さんは、私がお父さんから触られてるの知ってたから……」

「!」




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