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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第38章 動画撮影
「そういえばお父さん、言ってた。もう真人には遠慮しないって……」

「へえ……。じゃあ、やっぱり本気になったってことか」

「もしかしてお父さんは、真実を知った私に拒絶されると思ったのかな……」

「かもな。だからずっと言えなかったんだと思う。それに真実を話したら、陽菜が本当の父親に会いに行くかもしれないと思ったんだろうな」

「あっ……」

「陽菜……もしかして、気になる?」

「気になった……ことはあるけど……」


 真実を知る前はお父さんの愛が信じられなくてこの家を出ようとした……なんてことはお父さんにも真人お兄ちゃんにも言えない。


「それ、親父が知ったらショックだろうな。でも陽菜がどうしても気になるなら、協力してもいいぞ」

「お兄ちゃん……」

「一人で抱えるなって言っただろ。俺とお前は半分血が繋がってるんだから、もっと頼れよ」

「うん……。ありがとう、お兄ちゃん。でももういいの。私のお父さんは、お父さんだけだから」

「そうか」

「私はお父さんとお兄ちゃんと、ずっとここにいたい」

「ああ、俺もずっと陽菜といたい」


 真人お兄ちゃんは私をぎゅっと抱きしめてくれた。



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