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人妻監禁調教取調室
第9章 傲慢の転落
「初めまして、水野の古くからの友人で帝国警察で刑事やってる宗門康次郎(むなかど・やすじろう)と申します」


恭しく一礼しながら自己紹介する宗門


「初めまして桐条マリカです」


返答するマリカの一糸まとわぬ姿に宗門は目を背ける事が出来無かった


「ほほぅ…これはまた物凄いセクスィーな絶世の美人さんですな〜水野よ最高に良い嫁さんを貰ったな」


「さっきから違うと言ってるだろう」


マリカのキツイ眼力が刑事を突き刺す



「へいへい怖い怖い…」


首をすくめる宗門


「ところで水野よ…見間違いかな?お前の昌大君があの連中に混じってたのだが」


真面目な表情に変わった宗門


「残念ながら私の馬鹿息子が主犯だ…死刑にして貰っても構わんよ」


不機嫌そうに答える悪正


「いや死刑は無いだろ…と言うかお前の跡取りだろ?良いのか?」


事情を知らぬ宗門には当然の質問だ


「我が水野製薬の施設を利用して違法薬物を作り女を辱めようとした卑劣で卑怯者だ…死ぬしか治す方法は無い」


「いやいや簡単に人の命を奪っちゃいかん、まして実の息子だ」


たしなめるも悪正の態度から完全に昌大を見放したと宗門も理解した


「昌大君の小さい頃を知ってる自分としては惜しい気分だよ」


昌大の幼少期にキャッチボールや釣りに連れて行ったりして無邪気で無垢な昌大の光景を思い浮かべる宗門


「駄目だ…甘やかすとアイツはいずれ同じ事を繰り返すだろう…私の実の息子なのが本当に残念だ」


悪正は悔しそうにデスクを叩く


「そうか…お前に出来無いなら私が彼を真っ当な人間に変えて見せよう」



「無駄だ、善人になれとは少しも思わんが真面目に人生を歩む人間なら良い…しかし邪な欲望に染まった人間は絶対破滅する。絶対だ」


仏のような宗門の言葉に悪正は己の信念で否定した


悪正の性格は勝つ為には手段を選ばない非情だが自分の欲望を全面に晒す醜い所業は嫌った


「水野よ如何にお前の言葉でもこればかりは同意出来んよ…見捨てるなど余りに可哀想だ、私が彼を立派な人間にして見せる」


「そうか勝手にするが良いさ…だが宗門よ、友人として忠告させて貰う…その甘さがいずれ君を駄目にする時が来るだろう…そうならない事を祈るよ」


悪正の予言のような言葉に大丈夫だと答え宗門は水野製薬を後にした
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