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母なる果実
第4章 Page.3 果実の動揺 前篇

彼の両手を引き、ゆっくりと洗面所へ誘うと、女は唐突に彼のスーツのボタンに手をかけた。
「ごめんね、ちょっと手を上げてー?」
声をかけると、なんとなしにその言葉を認識しているのか、ぼんやりと言われた通りに動く。それに応じて女もてきぱきと服を脱がしていった。
「はい、ばんざーい」
上半身を脱がし終わると、続いてズボンのベルトにも手を伸ばす。
女の妙案――それは、シャワーで温めてあげれば回復してくれるかもしれない、というものだった。抱きしめた温もりで反応してくれたし、少なくとも声も聞こえているのだから。
とはいえ、このままの彼を浴室に一人ほっぽり投げる訳にもいかない。当然自分も一緒に入る訳で――服のまま洗ってあげればよいのかもしれないけど、彼になら見せても構わないか…という信頼のような思いもあり、何より恥ずかしさよりもどうにかしてあげたいという気持ちが彼女を突き動かしていた。
ふんふん、と鼻を鳴らしながら、彼を包む最後の一枚の下着を下ろす。そこに力無く垂れているものは、普段見慣れているのだけれども、なんとなくいつもより元気が無さそうに見えた。そんなことを考えて顔を赤らめ、ふっと口元を綻ばせた。
「ごめんね、ちょっと手を上げてー?」
声をかけると、なんとなしにその言葉を認識しているのか、ぼんやりと言われた通りに動く。それに応じて女もてきぱきと服を脱がしていった。
「はい、ばんざーい」
上半身を脱がし終わると、続いてズボンのベルトにも手を伸ばす。
女の妙案――それは、シャワーで温めてあげれば回復してくれるかもしれない、というものだった。抱きしめた温もりで反応してくれたし、少なくとも声も聞こえているのだから。
とはいえ、このままの彼を浴室に一人ほっぽり投げる訳にもいかない。当然自分も一緒に入る訳で――服のまま洗ってあげればよいのかもしれないけど、彼になら見せても構わないか…という信頼のような思いもあり、何より恥ずかしさよりもどうにかしてあげたいという気持ちが彼女を突き動かしていた。
ふんふん、と鼻を鳴らしながら、彼を包む最後の一枚の下着を下ろす。そこに力無く垂れているものは、普段見慣れているのだけれども、なんとなくいつもより元気が無さそうに見えた。そんなことを考えて顔を赤らめ、ふっと口元を綻ばせた。

