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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第22章 新婚旅行7日目 7月13日 ~AM~

私達は3日後に日程的に
取りに来たりは出来ないから、
垂水のテラスハウスに発送をお願いした。
出来上がったグラスを徐冷窯って言う
窯に1晩入れて冷やすらしいんだけど、
その冷やすための窯の温度が
600℃らしくて…、600℃で
冷えるんだって思ったんだけど…。
体験をした時に、工房の職人さんが
工房の前のガジュマルの木には
キジムナーが居るよって
教えてくれたので。その工房の
近くにあるガジュマルの木を
旦那さんと一緒に観に行くと。
木の幹の隙間からチラッと
覗いてるみたいに、ガラスで出来た
キジムナーが居るのが見えて。
「あ、港斗…、あそこ…
ガラスのキジムナーが居るよ」
『キジムナーと記念撮影しましょうよ』
2人でキジムナーを挟むようにして
記念撮影をして、その後は
さっきショップとかギャラリーを
中途半端にしか見れてなかったから
その続きを見て回る事にして。
『巴、これ、凄いですよ』
ガラスで出来たビキニが…
展示してあったんだけど…。
これって着ても丸見えなんじゃって
思わなくもないんだけど…。
逆に全裸のよりもなんか付けてる方が
えっちに感じるってやつかな?
前に裸婦画で…全裸に宝石だけを
身に着けている絵は独特な
色気みたいなのがあったもんなぁと
そんな事を思い出しながら
それをしばらく眺めていたら。
スタッフの人が、言うには
これが展示品の中で一番
眺めている時間が長い作品なのだそう。
妙に納得してしまいつつ
ギャラリーのエリアを後にした、
その後は工房の職人さんが
時間があるなら覗いてみてと
言ってた、琉球ガラス村の中にある
じゃんがらやって言う
アウトレットのお店に向かった。
もう生産を中止したデザインだったり、
ちょっとした作業工程の時に出来てしまった
小さな傷とかがあったりするものが
かなりお手頃な価格になって居る。
さっきショップの方も体験の前に
ちらっと見ていたので、お値段は
大体わかってたんだけど。
ここの奥の方まで来てこっちを
先にチェックしても良いかも…??って
思えるぐらいにお値打ち価格になっていて。
『巴、あれ、してみませんか?』

