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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第37章 番外編 その2 『私』の誕生日①

サイズが色々な引き出しとか
細工がされた引き戸が付いてる。
カウンターの上にあるのも
年代物の欄間で。
旦那さんがチェックインをしてる間
囲炉裏を囲むように設置された
ベンチに腰を掛けて待つ。
フロントロビーには…
ガラスケースに入った
大きな襖絵があったりして。
新しいと古いが融合した
和モダンな空間になっている。
今は夏だから火はついてないけど
冬になったら囲炉裏に
火が入るのかな?とかと
思いながら…囲炉裏を見ていたら
チェックインが終わったそうで。
客室は…外観の通りに
全部で10部屋のお宿で、
スタッフの人に案内して貰って
今日泊まる祇園ノ間に案内して貰った。
いつも泊ってる部屋に比べたら
狭い感じですよとは
旦那さんが言っていたけど
京都の市内だし、
こじんまりと言う言葉が
ぴったりな感じの…
お籠り感のあるお部屋で。
入口右側のドアの先が
洗面所とお風呂場、
正面の壁際にクローゼット、
クローゼットの右側におトイレ。
床は琉球畳みたいな四角い
畳になっていて。
年代物のタンスが
テレビ台になって居る。
そのタンスの向かい側に
丸い可愛らしいサイズの
テーブルに…お洒落でモダンな
丸い1人掛けの椅子が2つある
リビングスペースがあって。
リビングスペースの奥側が
一段…上がったベッドスペースで。
隙間なく…きっちりと
奥側のスペースに2台
ベッドが横並びに置かれている。
手前のベッドを踏まないと
奥のベッドにいけない位
きっちりのジャストサイズで。
これどうやって
ベッドメーキングしてるんだろ?って
そんな疑問すら湧いて来る。
ベッドのヘッドボードはないけど
頭元の壁に埋め込みで
組子細工の間接照明になっていて。
お部屋の内装は和モダンで
こじんまりとしているけど
寛げる感じの空間になっている。
ドアがノックされて、
スタッフの人がお宿特製の
ウエルカム大福と
温かいお茶を持って来てくれて。
丸くてお洒落な椅子に座って
ウエルカム大福を頂いた。
夕食は個室のお食事処で
京懐石を頂けるのだそうで。
お茶を頂いて休憩した後は、
予約していた時間に
お食事処に向かった。

