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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第37章 番外編 その2 『私』の誕生日①

お食事処で個室に
案内をして貰って。
可愛らしいちゃぶ台みたいな
丸いテーブルの掘りごたつ席に座った。
置いてある座布団が
凄い豪華な布地で
お坊さんが座るみたいな
そんな煌びやかな感じで
座るの申し訳ない気分になりつつ
ありがたく座らせて貰った。
お品書きが置いてあって、
食前酒は梅酒のソーダ割なんだけど
梅ジュースに変えて貰ってくれてた。
梅ジュースで乾杯をして
食前酒ならぬ食前ジュースをして。
先付けが出て来たんだけど
器も綺麗でお洒落だし
盛り付けも…繊細な感じで。
先付けの後には…、
前菜の4種盛、
お造りの3種盛の後は
薄切りした鯛を
お出汁でしゃぶしゃぶにして
頂いたんだけど。
これが凄い美味しくて、
鯛しゃぶの後には伊勢海老の
半身を淡雪焼きにしてあって
これまた贅沢だなぁって
美味しく伊勢海老を頂いた後は。
丹波牛を使った
すき焼きが1人鍋で出て来て。
『昼間のすき焼きも美味しかったですけど、
こっちも…ヤバいくらい美味しいですね』
「美味しいね、幸せの味がするね」
その後は季節の炊き込みご飯と
お味噌汁と京漬物で
お漬物美味しいから
白ご飯が欲しいって旦那さんが
スタッフの人にお願いして
白ご飯もモリモリ食べてたけど。
デザートに美味しそうな
デザートプレートが出て来て。
プランで内容をちょっと
アップグレードできる
プランみたいで。
そう言われてみれば…
旦那さんのすき焼きのお肉と
お刺身のお魚が多かったなって。
その分私の方が
デザートが豪華になっていて。
『はぁ~、美味しかったですね』
「うん、美味しかったね…」
今日は…旅行だけど…、私が
もしかしたら妊娠してるかもなので
お酒は無しだったんだけど、
旦那さんも私に合わせて
お酒無しにしてくれて。
『巴、ちょっと…散歩に行きましょうよ』
そのままお食事処から
玄関の方に旦那さんが向かって
散歩をしに行こうと言うので。
食後の腹ごなしかな?って
思いながら…旦那さんと
手を繋いでぎをんの月を出発した。

