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第12章 欲しがる未亡人 本間佳織①

優しく唇をついばまれていると、理央の指が佳織の柔らかな膨らみに伸びる。


（飯塚さんには激しくするって言ってたけど……どんな風にするんだろう）


優しい指の動きに焦れったくなりつつ、佳織はふとそんなことを思う。
だが、親指が乳頭を捉えて、優しく捏ねると、そんな邪念がすぐ吹き飛ぶほどに強烈な刺激となって、腰を揺らさせる。

「んっ……んぅ……はぁ……」

ぞくぞくっと佳織の肩が震え、腰が小刻みに動く。
理央は腰をまだ動かさない。二人の大事な部分が密着して、理央の愛撫の度に、佳織のそこから溢れる粘液で肉棒を汚す。
佳織は自ら唇を開き、恥ずかしそうに舌先で唇をつついて、理央の舌を誘導する。
唾液をたっぷり含んだ舌で、理央の舌をフェ×チオするように、愛撫し出した。
理央もその動きに合わせるように、ついに腰を前後に揺らす。

「んっ……」

くちゅん、と下半身から粘着質な音が鳴る。
唇、柔らかな胸のふくらみの頂き、佳織の尖り切った陰核に与えられる刺激のせいで、頭の中がぼぉっとしてくる。

「は……ん、これ、すご…いよぉ……」

「気持ちいい？」

「んん、オチ×チンと……クリ、擦れ……て…気持ちいい」

キスをしつつ、そう言うと佳織も腰を前後に動かし出した。
自らの陰核を理央の肉棒に押し付けると、粘液で滑り、腰に電流がびりびりと走るような感覚が襲う。

「キスしながら……胸も……ん、ぁあ……」

うわ言のように佳織は言う。
佳織も理央も互いを擦り付ける動きを強める。どろどろに溶けた秘肉の感触と肉棒の固さが擦れ合い、二人の呼吸はどんどん荒くなる。

「ん……あ、ああっ……腰、動いちゃうっ」

佳織が涙目になりながら訴えると、理央は胸から腰へ手を滑らさた。
佳織の臀部に指を沈ませて、先程よりも強く腰を打ち付け出す。

「あ、ああっ、いきなりっ……んんっ」

佳織もその腰の動きに合わせるように、理央の唇の中で激しく舌を動かす。

「はあっ、すごいっ、だめぇっ」

目を閉じた佳織も、一心不乱に腰を擦り付ける。

「あ、あああっ」

背中を壁にもたれかけていた佳織は、絶頂を迎えた瞬間、理央に体重を預ける。
舌を一生懸命絡め、その絶頂をさらに深く、重いものにするように――

「あ、んんっ、ず……っといってる……」

それを表すように、佳織の体液がとぷんっと溢れ、理央の肉棒を汚す。