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僕の愛する未亡人
第6章 はじめての愛撫
結局、息子がいないからと二人は佳織の家に泊まることになった。
飲む前に風呂を済ませるよう勧められ、冴子は「一番最後で」と告げる。
理央が先に入浴を済ませ、佳織と交替で冴子がバスルームへ向かう。理央の胸は、どきんどきんと高鳴った。

「――クレンジングとか、ありがとうございました」

バスタオルで髪を拭きながら、冴子は引き戸を開けて声をかける。
佳織から借りた無地の黒いTシャツとハーフパンツを身に着け、体中に残る赤い痕がちらりと見える。理央も佳織も、思わず視線をそこに吸い寄せられた。

佳織は何も言わず、ローテーブルにグラスを置きながら「座って」と声をかける。その視線は自然に冴子を追い、少しだけ不安そうにちらちらと確かめていた。

二人の化粧を落としたどことなく幼い顔に理央はどきどきしつつ、これからなされる会話にも緊張している。
風呂を済ませた三人は皆ラフな格好をしているのに、その緊張感はどうしても和らがない。

「乾杯」

カチンとビールを入れたグラスの音が響く。

「バスタオル……もらうよ」

そう言われた冴子が首にかけていたタオルを佳織に手渡す。
冴子が隠していた首元が見えた。

「ねぇ、首にまであるじゃない」

佳織は横に座る冴子の首をなぞる。それが指の痕だと気づくのに時間はかからなかった。

「お付き合いされてる方とかに乱暴されてるの……?」

佳織は心配そうに尋ねる。
冴子は一瞬視線を逸らすが、すぐに落ち着いた声で答えた。

「いえ。今日言ったことがすべてです。遊んでて、はしゃぎすぎました」

「はしゃぎすぎたって……」

佳織は目を泳がせ、状況がまだ飲み込めない様子だった。

「痕がつくくらい、首締められながら挿入されたってことです。あたしの趣味ですよ、単なる」

「ちょ、ちょっと……飯塚さん直接的すぎ」

理央が冴子の左横から止めるように右手のひらを前に差し出す。

「大丈夫、佐藤くん。ちゃんと、飯塚さんが望んでしてることなのね?」

「そうです、しかも二人来てもらったんで、なかなかハードで」

淡々と答える冴子に対して佳織は息を飲んだ。理央が女性と遊んでいるのは知っていたが、仕事熱心な冴子にそんな一面があるとは知らなかった。
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