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僕の愛する未亡人
第10章 はじめての二人の夜
画面の中の女が絶頂を迎えたそぶりを見せると、ショーツから手を取りだし、濡れた指先を女に見せる。
女は嫌だと首を振るが、男は女の唇を塞いで、無理やりキスをする。そうしながら、柔らかそうな胸を鷲掴みにしたかと思うと、唇の動きとは裏腹に、両手の人差し指で優しく乳輪にくるくると円を描き、焦らしていく。

佳織の唇の隙間から吐息が漏れそうになり、自らの口を手で押さえた。
腹の奥がぎゅぅうっと締め付けられる。


(佐藤くんに……して欲しい)


緊張して、胸が張り裂けてしまいそうだった。
その時、男は女のショーツをずり下げ、モザイクのかかったその部分に、自らのそれを押し付ける。

「あ……」

思わず声を漏らした。
下からの映像に切り替わる。ゆっくりと、モザイク越しのそれが女の中に埋まっていくのが見える。
次には、唇を塞がれたまま身を震わせ、胸を弄ばれながら、下から深く押し入れられていく画面に切り替わる。


(入ってる時に……キスされて……触られたらどうなっちゃうの……)


ついに女は自ら男の首にしがみつく。自分も理央に抱かれたらこうなるのだろうか。

「……佐藤くん……」

佳織は唇を指で押さえたまま、震える声で囁く。

「止めますね」

さすがに挿入シーンが辛いと思ったのか、理央は停止ボタンを押して、ノートパソコンを閉じる。
右手で少しぬるくなった缶ビールを手に取り、ふぅ、と息を吐いた。

「これ、エロすぎません?」

理央は場の空気を和らげようと、笑って言った。
佳織は思わず理央の腕に顔を埋め、息を荒くさせる。

「あ……やっぱり嫌だった?」

「……佐藤くん……」

小さく、けれど切実に呟く声。
画面の映像と、自分の体の反応が重なり、自然におねだりしたくなる。胸の奥の甘く痺れる感覚を、理央の腕の中でどうにかして受け止めてもらいたい――そんな欲求が込み上げる。

「……そうだね。刺激、強いかも」

腕から顔を上げて、視線を理央に向ける。

「でも……あたし、見てて……ちょっと……」

言葉が途切れる。頬が赤く染まり、胸の高鳴りをごまかせない。
理央が缶を置いてこちらを見つめると、佳織はかすれるような声を絞り出す。
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