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お屋敷メイドの凛
第1章 お屋敷入り

「…おかしく、とは?」

「…ぁんっ…!…ほ、ほんとうのわたしを、みせることを、ゆるしてほしかったんですっ…」
「かぞくに、しばられたくないんです…!じゆうに、なりたいんです…!」
涙で顔がぐしゃぐしゃになっていく。
いやらしい姿をしているのに…こうやって叫んでいると、毒が抜けていくようだわ…

その間にもずっと、ユウはシュガーワックスを落としては陰毛を剥がすことを止めなかった。

最後のワックスが剥がされた。

強い刺激で、凛の陰唇は赤くぽってり腫れあがった。
淫核が主張するように、少し芯芽を出して、テラテラと愛液を纏ってヒクついている。

ユウはあまりに淫らな痴態に、目を見張ってしまった。
その瞬間、シュガーワックスの残りが、垂れた──

「…あぁああんッ!!」
ワックスが凛の淫核に落ちた。
あまりの熱さに、ガタガタっと身を暴れるが、手錠で動けない。
涙が溢れた。
痛いのに、こんな恥ずかしい姿をして、あそこからダラダラと液を垂らして、恥ずかしいわ…
自分の身の中に、こんな欲望が眠ってるだなんて…
凛は、真っ赤な顔で涙でぐしゃぐしゃにして、寝台に横たわる男を見つめた。

「…凛、」
ベッドから男が名前を呼ぶ。

ユウが手錠を外した。
自由になった手で足を下ろし、立ち上がる。
凛はベッドに上がり込み、男の上に乗っていく。
胸板は厚く、少しひんやりとしている。
凛は男に誘われるまま、顔の上で股を開き、男を見下ろす。
男の頬に、トロンと一筋、愛液が落ちた。

白髪を後ろに撫で付けて、鼻筋が高く通っている、精悍な顔だと知った。
生命力を宿す瞳が、凛を真っ直ぐに見つめる。
真っ直ぐに、わたしを信じているような、瞳。

「…ご主人様、凛を見ててくださいっ…いやらしい凛を。凛は、ご主人様のモノになりますから」

そうして凛は、腰を一思いに落とした。
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