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お屋敷メイドの凛
第1章 お屋敷入り

部屋に戻ると、化粧台には色鮮やかな化粧道具が並べられ、その脇にグラスに入った茶色い飲み物が置かれていた。
「おかえりなさい、凛さん。これ,飲んでみて」
ゆりに差し出された液体は、フレーバーティーのようで、甘く軽い舌触り。優しい香りに気持ちも和らいでくる。
なんだか、もっと飲みたくなる味…
そんな凛の様子を見たゆりは、柔らかく目を細めてピッチャーから液体を注いだ。
「お隣の部屋にはご主人様が休んでおります」
「…ご、ご主人様って、どんな人?」
「…そうですねぇ、頼もしいお方、でしょうか?」
ゆりは手を止めず、テキパキと凛の髪を櫛でまとめていく。
「今日はご主人への挨拶だけにして、明日からお仕事を覚えていきましょう」
「わかったわ。ちなみに、この屋敷には何人の使用人がいるの?」
「女性は、私たちだけです。最近ひとり辞めてしまったんです。それで募集していたんです。それから、男性の使用人が二人いますわ」
もうさっきの飲み物は7杯も飲んでしまった。なんだか、普通のティーよりも甘くて好みの味だった。
「ゆりさん、さっきの飲み物は…?」
「…ああ、あれは、庭で採れたハーブで作られてて、リラックスできる効果があるんです。普段の自分を…」
「え、?最後聞こえなかったけど、なんて?」
「そのうちわかりますよ」
ゆりは被せるようにふふ,と笑って返答した。
凛は、メイド服を着せられた。でも、なんだか変な服だ・・・
ブラジャーもショーツもゆりに取られてしまって、胸が露わになってる上から、白い細やかなレースのエプロンをつけられる。
スカートもなんだかとても短くて、前屈みにならないと見えてしまいそうだ。
変よね・・・変だとわかってるけど、声にあげようと思えない・・・
頭がぼーっとして、そのままを受け入れたくなる──
なんだろう…なんで…?
「さ、──さん、いきましょう…」
目の前にいるはずなのに、ずっと遠くから、くぐもったゆりの声がする・・・
凛は手を引かれるまま、立ち上がった。
「おかえりなさい、凛さん。これ,飲んでみて」
ゆりに差し出された液体は、フレーバーティーのようで、甘く軽い舌触り。優しい香りに気持ちも和らいでくる。
なんだか、もっと飲みたくなる味…
そんな凛の様子を見たゆりは、柔らかく目を細めてピッチャーから液体を注いだ。
「お隣の部屋にはご主人様が休んでおります」
「…ご、ご主人様って、どんな人?」
「…そうですねぇ、頼もしいお方、でしょうか?」
ゆりは手を止めず、テキパキと凛の髪を櫛でまとめていく。
「今日はご主人への挨拶だけにして、明日からお仕事を覚えていきましょう」
「わかったわ。ちなみに、この屋敷には何人の使用人がいるの?」
「女性は、私たちだけです。最近ひとり辞めてしまったんです。それで募集していたんです。それから、男性の使用人が二人いますわ」
もうさっきの飲み物は7杯も飲んでしまった。なんだか、普通のティーよりも甘くて好みの味だった。
「ゆりさん、さっきの飲み物は…?」
「…ああ、あれは、庭で採れたハーブで作られてて、リラックスできる効果があるんです。普段の自分を…」
「え、?最後聞こえなかったけど、なんて?」
「そのうちわかりますよ」
ゆりは被せるようにふふ,と笑って返答した。
凛は、メイド服を着せられた。でも、なんだか変な服だ・・・
ブラジャーもショーツもゆりに取られてしまって、胸が露わになってる上から、白い細やかなレースのエプロンをつけられる。
スカートもなんだかとても短くて、前屈みにならないと見えてしまいそうだ。
変よね・・・変だとわかってるけど、声にあげようと思えない・・・
頭がぼーっとして、そのままを受け入れたくなる──
なんだろう…なんで…?
「さ、──さん、いきましょう…」
目の前にいるはずなのに、ずっと遠くから、くぐもったゆりの声がする・・・
凛は手を引かれるまま、立ち上がった。

