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麗美さん
第4章 いよいよ手術に

次の日、夕方夜勤に来た麗美さん。
少し顔が曇っている。
「相川さん・・・ちょっといいですか?」
「何かあった?」
「うん・・・ちょっと相談に乗って欲しい事があって・・・」
深刻な問題か?
「私、バツイチって言ったじゃないですか。で、最近別れた夫が復縁しようと言い寄ってくるんです。」
「何故別れたの?」
「ひとつは浪費癖、そして浮気。自分の稼ぎ以上の買い物をするし、隠れて浮気はするし」
まぁ、そりゃ腹立つわな~、浮気も表立ってはしないよな、隠れてします。
「で、改心したからまたやり直そうって。」
「・・・やり直したいの?」
「ううん、ヤダ。もう一度は無理。」
「もう付き纏わないで!ってはっきり言えば?」
「言っても効かないの。」
「じゃあ、俺の名前出して、再婚するからって言ったら?」
「良いんですか?相川さんの名前出して?」
「人助け。麗美さんにはあっちのお世話もしてくれてるから。」
「ありがとう!言ってみる!」
「もし、駄目なら退院したら俺が会って切れろ!って言ってやるよ。」
「ありがとう、そうしてみます。」
その後、麗美さんから相談はなかった。上手くかわせたのだろう。
手術から8日目、抜糸となった。その頃には病院内をスタスタ歩けるほどになり、医師に早く帰りたい!アピールをしていた。で、10日目で退院オッケーの許しがでた。
退院当日、麗美さんにメルアドと電話番号を教えて、食事の約束も取り付けた。
家では安静にしてと言う先生に礼を言い、ナースステーションにはお菓子を置いた。
少し顔が曇っている。
「相川さん・・・ちょっといいですか?」
「何かあった?」
「うん・・・ちょっと相談に乗って欲しい事があって・・・」
深刻な問題か?
「私、バツイチって言ったじゃないですか。で、最近別れた夫が復縁しようと言い寄ってくるんです。」
「何故別れたの?」
「ひとつは浪費癖、そして浮気。自分の稼ぎ以上の買い物をするし、隠れて浮気はするし」
まぁ、そりゃ腹立つわな~、浮気も表立ってはしないよな、隠れてします。
「で、改心したからまたやり直そうって。」
「・・・やり直したいの?」
「ううん、ヤダ。もう一度は無理。」
「もう付き纏わないで!ってはっきり言えば?」
「言っても効かないの。」
「じゃあ、俺の名前出して、再婚するからって言ったら?」
「良いんですか?相川さんの名前出して?」
「人助け。麗美さんにはあっちのお世話もしてくれてるから。」
「ありがとう!言ってみる!」
「もし、駄目なら退院したら俺が会って切れろ!って言ってやるよ。」
「ありがとう、そうしてみます。」
その後、麗美さんから相談はなかった。上手くかわせたのだろう。
手術から8日目、抜糸となった。その頃には病院内をスタスタ歩けるほどになり、医師に早く帰りたい!アピールをしていた。で、10日目で退院オッケーの許しがでた。
退院当日、麗美さんにメルアドと電話番号を教えて、食事の約束も取り付けた。
家では安静にしてと言う先生に礼を言い、ナースステーションにはお菓子を置いた。

