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麗美さん
第3章 麗美さん再び
渡してもらっていた入院のしおり通りに準備をして入院した。足りない物は病院でも用意してくれる。
今日の夜勤は麗美さんだったよな~、何か楽しみ。
あーいかん!このあいだは特別だったのだから。

甲斐甲斐しく働く麗美さんを見ながら、自分も病室で替えの下着とかを備え付けの箱に入れる。
師長さんらしき人が来て、挨拶をして来た。

「今日から退院迄お願いします。」
「はい、こちらこそ。それで相川さんね、今回の手術なんだけど、腹腔鏡手術。いわゆる内視鏡で行います。でもね、相川さんの場合肝臓に癒着していたら、開腹して手術をします。それだけは承諾してね。後で承諾書を持って来ますから。で、退院迄は小松麗美さんが担当になります。知っているわよね?」
「はい、救急で入った時の」
「そうだわねー。それで担当にしたの。よろしいですか?」
「はい!」
「じゃあ後は小松さんに引き継いでおきますね。」

師長さんが出て行った代わりに麗美さんが入って来た。

「相川さん、よろしくねー」
「こちらこそ。」
「あれから大丈夫でしたか?」
「はい、大丈夫ですよー。でも・・」
「ん?なぁに~?」
「・・・一昨日の夜勃っちゃって、麗美さん抜いてくれたじゃないですか?そしたら昨日STI検査になって、出さなきゃならなくなって、明美さんに手伝ってもらいました。」
「ふふ、彼女テクニシャンでしょう?」
「直ぐいっちゃいました。でもいいんですか?麗美さんにしても、明美さんにしても。」
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