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オトナのクリスマス
第1章 オトナのクリスマス
(一本、入れるよ)

男の細く長い指がぬるりと綾乃の花壺に滑り込んだ。かぎ型に曲げた指が的確に綾乃の感じる場所を探り当て、柔らかくこすってくる。

(あ、だめ、そこ)

(ここがいいんだろ・・腫れてきたよ、むちむちになってる。二本入れるよ)

花壺を押し開く圧迫感が強くなる。いい・・・綾乃はうっとりと頬を緩め、男のスラリと細く長い首に抱き着いた。男の指がまっすぐにのび、奥にねじ込まれた。最奥に触れると同時に、男の親指が花蕾をぐりぐり揉みつぶす。

中と外を両方刺激され、綾乃は漏れだす声をおさえようと手で口を塞いだ。

(んんんっ)

(三本)

男の吐息が耳にかかると同時に三本の指が綾乃の中を抉った。

綾乃の腰がわなわなと震える。両足を開いて露わになった割れ目で、男のしなやかな指を三本くわえ込み、幾筋もの愛液を垂れ流しながら、綾乃はうっとりと男の顔を見上げた。

(きれいだよ、綾乃・・・いきそうなんだね?)

男が微笑む。指を噛みながら綾乃はこくこくとうなずいた。花壺に押し込まれた三本指が、中でぐいっと曲げられ、花蕾の裏側に当たる場所を甘く掻き壊し始めた。

(・・・・!)

綾乃はあまりの気持ちよさに頬を真っ赤にして唇を噛んだ。

(声、でそう?我慢する綾乃、かわいいよ)

体の芯が震え出す。つま先、指先から甘いしびれが全身を満たしていく。

(いく・・)

吐息が零れる。うぐっ・・・と我慢しきれずに低いが漏れ、綾乃は恥じらいに耳まで紅潮させた。

(いくときの顔、みせて)

男の美しい顔が綾乃を見つめる。その甘い微笑みに心臓がわしづかみにされたようにドクンと跳ねた。
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