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第2章 「俺から逃げられると思うな」

「…っん」
手で彼の頭を押し返すが、
「逃げないんだろう？」
「いや…っそんなとこ…やだっ」
指で下着をずらしながら呟く
「濡れてるぞ」
「う、うそっ」
「この音はなんだ？…じゅるじゅるるる…じゅる」
「音立てないで」
「お前が濡らしてるんだろ…逃げるなら無理にでも俺のものとわからせる必要があるな」

もう片方の太腿も持ち上げられて足が床から浮く。
「んあ…やだぁ」
彼の舌がより中に侵入する
「じゅる…じゅるるる…じゅる…ここで…じゅる…ここで最後までしたいか？部屋行くか？」

「ん…んんっそれ…やだぁ」
「ん？言わないならこのままここでするぞ」
「あっ…やぁ…部屋…部屋が良いです」
「そうか…じゅるじゅるるる…一回イけ…じゅる…じゅる…」
蜜部の内壁をぐるりと回るように舌が蠢く
「…っあん…やだぁ…っんぁぁあ！！」
彼の舌が抜け、手が離れ地面に足が着く
「物覚えの悪い女だな、イクときはちゃんと言えと教えただろ？」
スカートを握りしめて密部を隠す
恥ずかしさのあまり目線を合わせることが出来ずにいると顎を持ち上げられ
「部屋行くぞ…歩け」

私を先に歩かせるように背中を押す
「…逃げないってば」
「ふふ…逃げたら続きしてもらえないからな」
「なっ！…ち、違うから」