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忘れたい彼なのに
第1章 忘れたい彼なのに

「イクッ!」
数分後。ご主人様の射精とともに私も達していた。二人ともまだまだ経験の乏しい高校生だから短時間でイッてしまうのも当然の結末だった。挿入から達するまでの時間が短かったが、このときの気持ち良さは一生忘れない気がした。
でもこのとき以降、彼との関係がぎくしゃくし始めた。隠されていた自分の性癖の禁断の扉が彼によって開かれてしまい、交際を続けていたら彼が宣言したとおりの存在にされてしまう、そのことに恐怖だけでなく魅力も感じている自分のことが不安だった。
宣言をした彼とどのように接したらいいのかわからなくなった。彼と会う回数を減らすために次の生理がくるか妊娠したのか判明するまでセックスしないと言って彼を避けた。
3学期が始まってからも彼との仲はぎくしゃくしていた。それまで私たちが長く喧嘩したことはなかったから親友が心配してくれた。彼との距離が開いた気がして心細かったのだろう、この間のセックスのごく一部、彼に鞭で打たれて避妊しないでセックスしてしまったことを打ち明けてしまった。これくらいなら大丈夫、内緒にしてねと念押ししておけば大丈夫だろうと。全然大丈夫ではなかった。
3学期になれば3年生は自由登校。プログラミングの専門学校に進学が決まっていた彼はアルバイトに明け暮れ用のない学校に顔を出すことはなかった。彼の不在をついてこんな噂があっという間に広まった。
ー彼が暴力で私に変態的なセックスを強要し妊娠させようとしたー
数分後。ご主人様の射精とともに私も達していた。二人ともまだまだ経験の乏しい高校生だから短時間でイッてしまうのも当然の結末だった。挿入から達するまでの時間が短かったが、このときの気持ち良さは一生忘れない気がした。
でもこのとき以降、彼との関係がぎくしゃくし始めた。隠されていた自分の性癖の禁断の扉が彼によって開かれてしまい、交際を続けていたら彼が宣言したとおりの存在にされてしまう、そのことに恐怖だけでなく魅力も感じている自分のことが不安だった。
宣言をした彼とどのように接したらいいのかわからなくなった。彼と会う回数を減らすために次の生理がくるか妊娠したのか判明するまでセックスしないと言って彼を避けた。
3学期が始まってからも彼との仲はぎくしゃくしていた。それまで私たちが長く喧嘩したことはなかったから親友が心配してくれた。彼との距離が開いた気がして心細かったのだろう、この間のセックスのごく一部、彼に鞭で打たれて避妊しないでセックスしてしまったことを打ち明けてしまった。これくらいなら大丈夫、内緒にしてねと念押ししておけば大丈夫だろうと。全然大丈夫ではなかった。
3学期になれば3年生は自由登校。プログラミングの専門学校に進学が決まっていた彼はアルバイトに明け暮れ用のない学校に顔を出すことはなかった。彼の不在をついてこんな噂があっという間に広まった。
ー彼が暴力で私に変態的なセックスを強要し妊娠させようとしたー

