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NEXT EXTRA 2025
第1章 Halloween Love
「それにしても、凄い仮装の人達居たよね。ウチなんてめちゃ大人しいほうだった」

稜が友だちと来てた10数年前は、こんなんじゃなかったらしい。

洗面台の鏡をぐるりと取り囲む無数のライトに照らされ、髪も肌もいつもよりつやつやと輝いている。
目の中もキラキラしてて、今日1日が楽しかったのがよく分かる。

頑張って来てホント良かった。

子どもたちが喜んでたのも、もちろん嬉しいんだけど。

稜が喜んでんのが、いっちゃん嬉しい。

「本当に今日はありがと」

「うん...」

鏡越しだった視線を外し、顔を寄せて唇が触れる。

風呂上がりのまだ温かな体が、そして近付く事でぐっと匂いが濃くなって、より一層体が熱くなってくる。

ホテルの滑らかな肌触りのパジャマ越し、稜の柔らかな肌が何とも心地よい。

素肌を直接触るのより、布1枚隔たれてんのに、何だかエロい。

稜もこうなることが分かっていたのか、洗面台のあたりでイチャイチャするのも良くある事だからか、体をやんわりと預けてくる。

軽く触れるだけのつもりだったのかもしれないけど。
こっちはそうはいかない。

「...お風呂、入るんじゃなかった、の?ちょっと」

いつの間にか、器用に片手で、稜のパジャマのボタンが外されていて。
やっと気づいた稜の手が慌てて無駄な動きをしている。

「うん。一緒に入ろ...」

後ろから首筋に唇を這わせながら、そう囁く。

勿論、それに稜が弱いのは知った上で。

「...んっ」

抵抗してんだかしてないんだか阻止されながらも、パジャマから片方の肩が露出して、そこに口付ける。

パジャマをかいくぐって進んだ、指は柔らかく肌を撫で回しながら胸先へと到達する。

「あれ?ブラしてなくね?」

年齢的に、とかって最近夜はナイトブラをして寝てる。
あれ、めっちゃ邪魔で嫌い。
脱がせるのも大変だし。
ヤったあと、力が抜けた稜が着るの手伝わされるのもめんどくさい。
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