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NEXT EXTRA 2025
第1章 Halloween Love
そう言っただけなのに、何かを察した稜のナカがそれまで以上にぎゅうぎゅうと締め付けてくる。

「っは、凄っ」

そっからは、もう余裕なんてなくなって、ひたすら突いて突きまくった。

不本意ながらも、あっという間に果ててしまって。


同じくぐったりとした稜と、ぬるく冷めた風呂に浸かった。


どのぐらいぼんやりしていたのか。

「...やっぱりぬるいね。お湯、足してもいい?」

稜がそう言って、暖かいお湯が足されてゆき、頭もハッキリしてきた。

「さっきの、ヤバかった」

羚汰の後ろに湯船用の蛇口がある為に、向かい合うようになるのを躊躇ながら、稜が手を伸ばばしている。

少し体をズラして、そのお湯を避けながらも、そのままするりと稜の体を引き寄せる。

「だってパジャマの下、ブラもパンツも履いてないって、あれ、反則だよね?」

どうぞ召し上がれって、そう言う事でしょ。

稜の胸に顔を埋めるように抱き抱え、顔を見上げる。

「っ、ちょっと、あぶないっ。もー」

バランスを崩した稜が、諦めて羚汰に完全に体を預けた。

「忘れたってさ、明日のパンツ、無い訳?」

子どもたちの着替えやオムツなどが沢山要るとはいえ、1泊旅行にしてはめっちゃおっきなスーツケースを持ってきてんのに。
自分の着替えを忘れちゃった?

さっき、なんか言い訳してたけど、聞こえなかったし。

「だ、から。...明日のは、あるよ?」

湯加減がイイ感じになってきたから、稜がもう一度腕を伸ばして、お湯を止める。

?ん?

なんかゴマかそうとしてる??

...明日のはある?

何なの。なぞなぞ?

「いいでしょ。終わり!このハナシはおしまい!」

ぐるりと体を捻って離れてゆこうとする稜の腕を掴んで、後ろからゆっくり抱きしめる。

「まだ体冷たいよ。風邪引くよ」

と、最もらしく引き寄せて、お湯の中に入り直す。

あと、なんか引っかかったんだけど。

なんだっけ。

「そーいやさ。稜も、ゴム、用意してたよね?」

あの時は、気にしてられなかったけど。

「...それは、まぁ。...ほら、一応。ね」

顔が見えないけど、照れてる気がする。

今更、なのになぁ。

もうヤりまくって11年になるってのに。

「稜サンも、俺と一緒でココでヤる気だった、て事かな?」

そりゃ。期待には応えないと。ですね。
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