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月光の宴 ミッドナイトプール・サスペンス
第1章 月光の宴 ミッドナイトプール・サスペンス
「お前も感じてるだろ? この身体、嫌いじゃないはずだ」

 彼の言葉に、僕の心は揺れた。

 確かにこの新しい身体は異様なまでに敏感で、彼らが触れてくる度に快感が走る。

 だが、心のどこかで「これが僕じゃない」と叫ぶ声があった。

 それでも、身体は正直に反応してしまう。


 リーダーは僕をプールの外壁に押し付け、ゆっくりと自分の身体を重ねてきた。

 男たちの視線が僕たちに集中し、彼らの興奮した息遣いが水面に響く。

 リーダーの手が僕の太ももを滑り、ゆっくりと内側に進む。

「んっ……あっ……」

 僕の声はまるで別人のように高く、甘いものになっていた。

 リーダーは満足げな笑みを浮かべ、僕の身体をさらに探るように触れ続けた。

 そして彼は躊躇なく僕の脚を広げ、自分の硬直したものを僕の秘所に押し当てた。

「やっ……だ、だめっ……!」

 僕の叫びは水面に響いたが、男たちの興奮した笑い声にかき消された。

 リーダーは一気に僕の中に入り、力強く動き始めた。

 冷たい水の中で彼の熱が僕を貫き、痛みと同時に得体の知れない快感が全身を駆け巡った。

 これが破瓜の感覚だということは、ずいぶん後になるまで分からなかった。
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