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月光の宴 ミッドナイトプール・サスペンス
第1章 月光の宴 ミッドナイトプール・サスペンス
 意識を取り戻した僕は、自分の胸の辺りが先ほどまでよりもずっと寒くなっていることに気づいた。

 そこにはこれまでの人生で見覚えのない白い肌に覆われた柔らかくて大きなものがあって、その先にはピンク色をした綺麗な突起があった。

 プールの水面はあまり高くないが少し背の縮んだ僕にはそうもいかず、たわわに実った乳房が水面にふよふよと浮かんでいる。

 しばらくそれを見ていたのか、彼らの股間の隆起はプールに入る前よりもずっと大きくなっていた。


 リーダー格の男が、最初に近づいてきた。

「大きいな、本当に……」

 粗暴そうな外見とは裏腹に、彼は優しく僕の胸に手を当てると感触を確かめるようにそっと乳房を掴んだ。

「んっ……」

 かわいく反応した僕に嗜虐心をくすぐられたのか、彼はそのまま僕の乳房を揉みしだいた。

 Fカップはあるであろう豊かなそれが、男の荒い手の中で形を変えつつ跳ねる。

「ひゃあっ……」
「声、出してもいいんだぞ」

 鼻息を荒くし始めたリーダーは、僕の乳房を両手で揉みながら隆起した股間を僕の股の辺りにこすりつけた。

「や、やだ……」

 両乳は相手に委ねながらもそれだけは嫌だと思い、僕は足を振って抵抗した。

 僕とリーダーが向かい合って痴態を晒しているのを見て、後方に控える彼らはリーダーに劣らぬ興奮を呈している。

 中には僕たちを見て我慢できず、股間を手で前後させている者もいる。気持ちは分からないでもなかった。
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