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サンタクロースが遅すぎる
第1章 サンタクロースが遅すぎる
見つめ合う
唇を交わす
指が絡み合って
足がゆっくりと開いていって

彼のものが私にあてがわれて
その熱さを・・・鼓動を・・・さらに強く感じて

「佐知・・・」
あなたが言う。
「智樹・・・来て・・・」

多分、私、今、すごく・・・すごく恥ずかしいほどに蕩けた顔をしていると思う。

「好きだ・・・佐知」
じゅぶうぶぶぶ・・・・ゆっくりと、わたし自身を割って入ってくる、あなたの熱。
その圧迫感が心地よくて、拡げられていく感じが気持ちよくて・・・もっと、もっと奥に、奥にと思ってしまって・・・

「私も・・・私も好き・・・ずっとずっと好きだった!」

ぎゅうっと背中に回した手に力がこもる。
奥の奥・・・あなたの熱が私の深奥を捉えると、ぎゅんとお腹の奥に響くようで・・・甘い甘い・・・温かな優しさが満ちてくるみたいで・・・すごく、すごく幸せで・・・。

「ああ・・あっ・・・♡・・・あっ♡」

ちゅっと子宮にキスをされてしまったような感じがとても気持ちよくて。ぬるぬるとした液がとめどなく溢れてくるのが分かっちゃって・・・。

「お願い・・・お願い・・・」
ゆっくり、ゆっくりでいいから・・・もっと・・・もっと来て・・・

「智樹も・・・智樹も気持ちよくなって・・・」

私で、私の中で・・・お願い・・・あなたも気持ちよくなってほしい。一緒に気持ちよくなりたい・・・だから・・・だから・・・

じゅぶ・・・じゅぶ・・・じゅぶ・・・

最初は遠慮がちに彼の太いものが私の中を貫いてきて、

じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ!

次第に、それは早く大きな動きになってきて・・・
それに奥をズンズン突かれるたびに私の声は湿り気を帯び、大きく淫らになっていく。そんなふうにあなたにさせられてしまう・・・。

「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡・・・あっ♡ああっ!!」

奥がかき回されて、貫かれて、震わされて・・・気持ちいい、気持ちいいよ・・・身体全部がどんどん気持ちよくなっていっちゃって・・・はあ・・・ダメ・・・・ダメ!

高まったものが私の中で膨らんで、大きくなって、爆発しそうになるのを感じる。でも、でも・・・私だけなんて・・・・ダメ・・・!
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