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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第16章 むっつり女と純情男(後編)
彼がシャワーから出てきたので、早速朝食作りに取り掛かる。冷蔵庫の中は確かに充実していた。調味料入れを見せてもらったが、基本的な調味料は当たり前のようにあるし、クミンやシナモン、ローズマリーやローレルなんていうハーブ系や、更にはワインビネガー、ニョクマムなんていうものまであった。

結構ちゃんとお料理をしているらしい。

缶詰のような保存食、冷凍食品なんかもきれいに保存されており、男の人の一人暮らしで私が想像していたより・・・なんとなればウチより充実したキッチンだった。

「素直さんって・・・お料理得意だったりするの?」
「ん?ああ・・・得意かどうかはわからんが、うまいものを喰うのは好きだからな。知らん間に調味料は増えていた。ひとりだからなかなか減らねえけど」
「すっごい整理されているから・・・」
「いや、それは・・・まあ・・・」

ちょっと言い淀んで、ぼそっと『ゆらさんがくるから片したんだ』と。
どうやら大分、大掃除をしたらしい事がわかった。

キッチンの備品を紹介してもらいながら調理をし、結果できたのは・・・

フレンチトースト
ソーセージ
スクランブルエッグ
グリーンリーフサラダ&プチトマト(ワインビネガードレッシング)
野菜ジュースベースのなんちゃってミネストローネ
コーヒー

だった。

ちなみに『なんちゃってミネストローネ』とは、私がよく家でやるやつだ。この間、彼が家に来てくれたときも作った。

冷蔵庫にあるキャベツやらトマトやら、玉ねぎやらじゃがいもやらを小さく切って、コンソメキューブを入れた野菜ジュースで煮込むだけ。レンチンすれば更に早くできる。

「おお!」

そんなに大した料理ではないのに、歓声を上げてくれる素直さん。
なんだか、それはとても嬉しい。

「じゃあ、いただきまーす!」

ちょん、と両手を合わせる。

もぐもぐもぐ

うん、まあ・・・そこそこ?

素直さんを見ると、はぐはぐおいしそうに食べてくれているので、多分うまくできたのだろうと思う。この間も思ったのだけど、こうして誰かが自分の作ったものを食べてくれるのって、なんかいいなと感じるのだ。

「あ、そうだ!ところでさ・・・」

食事をしながらの話題が、この間、くじ引きで当たった旅行券の話になる。

「もし、ゆらさんが可能なら、今度の三連休でどっかに旅行でも・・・できないかな?」
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