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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第17章 結びの島と溢れる想い(前編)
【結びの島と溢れる想い(前編)】

「うっわ〜♪」

右も、そして左も、そして、上も下もめっちゃブルー。

今、私、軽部ゆらと岸田素直の二人は、兵庫県神戸市と淡路市岩屋とを結ぶ明石海峡大橋を車で渡っているところだ。運転手は素直さん、私は助手席でただただ子供のようにはしゃいでいるだけだった。

めちゃくちゃいい天気なのが幸いしているのだろう。
明石海峡大橋という海の上を延々と渡る私達は、360度を海の青、空の青に包まれていた。

私が嬉しそうにしているからだろうか、運転しながらその様子を見ている素直さんがチラチラこちらを伺い、少しニコッとしたように見えた。

今日は3月20日。東京駅を7時に出た私達は、2時間半ほどの新幹線の旅を経て新神戸までやってきた。そこでレンタカーを借り、一路、日本の『国生み』神話の舞台、淡路島を目指していた。

「その国生みってのは何なんだ?」
運転しながら素直さんが聞いてきた。
初めての彼氏との旅行で気分はMAX、かつ、この抜けるような青空の下、ハイテンションになっていた私の中の『オタクゆら』スイッチがパチリと入る音がする。

「そもそも!」

そう、そもそもである。
国生みとは、日本神話における創世記とも言えるお話だ。

もともと何もなかった世界に突然現れたのが「天之御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)」である。この神様、ぽっと出てきたように書かれているので、自然発生的な神様だと思われる。その後にすぐ二人(神様だから二柱か)が、現れたのだけれども、この神様たちはすぐいなくなってしまう。

「え?いなくなっちゃうの!?」
「うん、そうなんだよね。ちなみにその後、更に二柱の神様が現れたんだけど、それも消えちゃう」
「何しに出てきたの?」
「うーん・・・さあ?」

まさに、『さあ?』である。私は神社オタクではあるが、別に民族学者でもなんでもないので、細かいことはよくわからなかったりする。ただ、最初の神様が『天之御中主』であり、そこから5人までの神様が『独神(ひとりがみ)』であることは知っていた。

「独神ってことは、独身?」
「いや、性別がなかったってことみたい」
「ふーん」
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