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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第17章 結びの島と溢れる想い(前編)
さり気なく(!?)素直さんの手を引き、参道を抜け、二の鳥居を抜ける。鳥居の左手にあるのが『陽の道しるべ』と呼ばれるモニュメントである。

これは、この伊弉諾神宮を中心に日本全国にある有名神社の位置を示しているのだけれども、その位置がまるで計算されているかのようなのだ。

例えば、真東に伊勢神宮、真西に対馬の海神神社、夏至の日出地に諏訪大社、同じく日没地に出雲大社、冬至の日出地に熊野那智大社、日没地に高千穂神社があるのだそうだ。

「へへへ、すごいよね。ここが日本の神社の中心、みたいな感じだよね」

特定の方角や、夏至などの太陽の位置が大きな神社と結びついているというのは、まるでピラミッドやストーンヘンジみたいな古代のロマンを感じさせる。

実際に、日本に点在する神社の位置には意味があるという仮説もあると聞いたことがある。

「でもこれって、その・・・偶然じゃね?」

だって、日本にはいっぱい神社あるんだから、適当に西に線引けば、どっかの神社にぶつかるんじゃね?などと、ロマンの欠片もないことを言う怪談男。

怪談好きなくせに、そういうところだけ変に現実的である。
前の自分だったら、『そういうこと言っちゃうからもてねーんだよ!』と思ったところであるが、最近よくわかってきた。

彼に悪気はない。
単に思ったことがそのまま口に出ただけ・・・である。
名前通り『素直』なのだ。

そこんとこが最近わかってきたし、こういうときの扱いにだんだん慣れてきていた。
これでも私はこの怪談男の『彼女』だからである。

「まあ、そうかもしれないけどね。日本で大きい神社3つ挙げろと言われれば必ず入るような伊勢神宮や出雲大社が入ってるのって、やっぱり偶然とは思えないんだよね。なんか計算されているというか、意味があるんじゃないかって思わせる・・・不思議だなーって思うわけよ」
「なるほど・・・」

じーっと足元にある伊勢神宮を示す丸い石板を見つめている。

「そう言えば一生に一度はお伊勢参り、なんて言葉があったような気がするな」
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