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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第17章 結びの島と溢れる想い(前編)
お参りの後は、例によってこの度のもうひとつの目的である『御朱印集め』に突入する。伊弉諾神宮の御朱印もなかなかにシンプルで、朱印の上に『伊弉諾神宮』と墨字で書かれたものだった。

ただし、さすが伊弉諾神宮。朱印には『幽宮(かくりのみや)』の文字がある。
通常ココは社名となることが多いので、私の中でこの御朱印は『レア』決定である。

二人それぞれ、自分の持つ御朱印帳に直書きしてもらうことができた。

「なんか・・・旅の記念みたいになるな。これ。」
「でしょ?後で見返すとね、『ああ、この時ここ来たな』とか『この神社すごかったな』とか思い出せるから。」

私は大抵の場合、その神社の縁起(神社でいただけるパンフレットのようなもの)も御朱印帳に挟んでおく。そうすると、後で見返した時、その神社のお姿とか、御祭神の由来とか、そういうのを見ることができるからだ。

ただ、これをやっていると、御朱印帳はめちゃくちゃパンパンになってしまう。なので、私にとって御朱印帳を収納する『御朱印袋』はマストアイテムなのだ。

さて、御朱印をもらった後は恒例の末社、摂社巡り。
この伊弉諾神宮は見どころがたくさんあるのだけど、まず行きたかったのはココだ。

「立派な樹だね・・・」
見上げるほどの大木。拝殿右手にある『夫婦大楠』である。
『夫婦〜』という樹は実は多くの神社にあったりする。そして、どういう樹がそう呼ばれるかと言うと・・・
「なるほど・・・根本がくっついてるからってことか」

そう、根っこの部分から二つの大きな幹に分かれているのだ。二人でひとつ、比翼の鳥、連理の枝・・・夫婦楠、というわけだ。

じっと見上げてる素直さんがポリポリと頭を掻いて、ちらっと私の方を見た気がした。
最初は『???』と思っていたが、すぐに『あっ』と思いつく。

し、しまった・・・普通に自分が見たいから連れてきちゃったけど、これって、これって・・・もしかして・・・!?

彼は、あれこれ考える人だということが分かってきた。
そんな素直さんの傾向と対策から言って、私がここに自分を連れてきた意味を深読みすることは十分にありえることで・・・

や、やばい!!
いや、やばくないけど、やばい!

あわわわ・・・ど、どうしよう・・・
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