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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第17章 結びの島と溢れる想い(前編)
こっちもそれに気づいてしまい、あたふたあたふた。
顔が赤らみそうになるやら、挙動が不審になりそうになるわで大変だった。
なにか言わなきゃ、と思っておろおろしてたが、あっちが先に口を開いてくれた。

「あ、じゃ・・・えっとそろそろ次、行こうか?」

その言葉に促され、やっと私も動き出すことができた。その後は、左右神社、祖霊神社などの摂社・末社を巡り、力石を眺め、最後に見たのは『頭髪感謝の碑』だった。

見た目は黒くて丸っこい石のモニュメントを石の屏風のようなものが取り囲んでいる・・・そんな感じの空間だった。

石碑に記載されている内容からすると、どうやら『髪=神』という音のつながりから祀られているらしい。

「面白いよね、これ。美容師さんとか、製薬メーカーとかの人がお参りに来るらしいよ?」
なんて言いながら、素直さんの方を振り向くと、彼は殊の外、真剣に手を合わせて頭を垂れていた。

ん?と思って見ていると、その視線に気づいた彼は、ちょっと慌てた様子を見せる。

「べ、別にいいだろ!男にとって、髪は長い友達なんだよ!」
などと、別に私が何も言ってないのに、言い訳じみたことを言い始める。

今の時点で、素直さんの頭髪はそれほど怪しくはないが、男子としては気になるポイントなのかもしれない。かく言う私だって、『お肌ツヤツヤの碑』とか『巨乳感謝の碑』なんてあったら、真剣にお祈りしちゃうかもしれない。

彼が次に用意してくれたコースは、ここ伊弉諾神宮から濱神社まで1.5キロほどの続く道、その名も『神様の結(ゆ)うとおり』だ。

この通りは2012年に合計35柱の神様にちなんだモニュメントを設置したという『散策ルート』だった。1から35まで番号が振ってあり、それは神様が生まれた順番だというのだ。伊弉諾神宮からもっとも近いのは20番『大山津見神(おやまつみのかみ)』である。

そこからスタートして、みちみち歩いていくと、聞いたことのあるものから聞いたことのないものまで様々な神様に関連したモニュメントが歩道沿いに建っている。大きさは電信柱ほどのサイズで高さは1メートルくらい?てっぺんには不思議な形をした造形物だったり、お社を模した石像が据えられている。
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