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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第17章 結びの島と溢れる想い(前編)
東京にある一般的な神社は本殿がどーんとあるだけなのだが、西の方の神社や田舎にある神社は拝殿がまずあって、その奥に廊下のようなもので小さい建物が連結している作りになってるところが少なくない。多分、専門的には『なんとか造(づくり)』と名前があるのだろうけど、そこまでは詳しくない。ないのだが、こういう社殿の作りを見るのも好きだったりする。

この濱神社の造りはまさに、『拝殿があり奥に小さい本殿』というものだった。

やっぱり西の神社は違うなあ・・・

「そう言や、こういうのあんまり見たことねーな」
「でしょ?・・・多分、こういう感じのほうが古い造りなんだと思うんだよね」

そんなオタクな会話を交わしつつ、それほど広くない境内をぐるりと一周。
ここにも『クスノキ』が植えられていたので、何か謂れがあるのかもしれないなと思う。

ちなみに、この神社の前に『神様の結うとおり』のモニュメントNo.1があり、そこには『大事忍男神(おおごとおしをのかみ)』とあった。

「最初に生まれたのって淡路島って言ってなかったっけ?」
うーんそのはずなんだけどなあ・・・なんて思ってもう一度、調べてみると、どうやらこのモニュメント、『島』は数に入ってないらしい。島を生み終わって最初に生まれたのは確かにこの神様だ。

国を生むという大事をなし終えたぞ!という意味がある神様らしい。

こんなところにも神話を感じられる。
私のオタク心はとてもとても満足した。

なので・・・ぎゅっと素直さんの腕にしがみついてしまう。

「え?えっ!?・・・ど、どうしたの!?」

きっとひとりだったら、ここまで来ることなんてできなかっただろう。
そして、こんなに楽しい気持ちを分け合える人がそばにいる。

それは、私の人生にとって、奇跡に近いことのようなことだった。感謝の気持ちと恋心がぶわっと溢れ出てしまったのだけれども、ちょっと胸がいっぱいすぎて、口に出しきれない。

だから代わりに、ぎゅぎゅっと抱きついた腕に力を込めてみたりした。
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