この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第18章 結びの島と溢れる想い(中編)
「あと・・・ここには確か・・・」
御朱印袋を大事そうにリュックにしまった彼女にぐいっと手を引かれる。連れてかれたのは、摂社の一つ、その名も『八百萬神社(やおよろずじんじゃ)』だ。

「ここ!これ、御祭神すごいよね。『伊弉諾命と伊弉冉命の間に生まれた御子神様』だって!ここお参りすれば、全部の神様参ったことになるってことだよね!?」

彼女によると、出雲にも御祭神が『八百万の神』になっている神社があるそうだ。それが本当なら、確かにチート級の『究極の神社』と言えるかも知れない。

その名に反してものすごくちっちゃいお社の前に二人で並んで二拝、二拍手、一礼の流儀でお参りをする。

全ての神様に祈るとなると・・・何をお願いしよう。

一瞬そう思ったが、『ああ』と思い直す。

俺は、深く頭を垂れて、こんな祈りを捧げた。

『俺をこの人に会わせてくれてありがとうございます』
そして、一拍置いてこう付け足した。

『ゆらさんが、ずっと元気で、俺の横にいてくれますように』
と。

境内には他にも『天の浮橋(あまのうきはし)』という石碑、それから『鶺鴒石(せきれいいし)』というものがあった。

鶺鴒石の横の説明文を読んでみると、どうやらこの石の上にセキレイがとまって交尾をしていたようで、それを見て二柱の神様は夫婦の契りの何たるかを理解したということだった。

「あ・・・これ・・・」
ゆらさんが、石を前に若干固まっていた。

鶺鴒石自体はさほど大きくはない。ボーリング玉より少し大きいかという程度。そこに赤と白の紐が括られていて手前に垂れ下がっている。

解説によるとこうあった。

 ◆新しい出会いを授かりたい場合
白 → 赤 の順に縄を握り、
   思いを込めてお祈り下さい。

 ◆今の絆をより深めたい場合(お1人で来られた際)
赤 → 白 の順に縄を握り、
   思いを込めてお祈り下さい。

 ◆今の絆をより深めたい場合(お2人で来られた際)
   赤(男性) → 白(女性)の縄を握り、手を繋いで、
   思いを込めてお祈り下さい。

ああ、彼女はちょっと照れてるんだな・・・そう思った。
さっき、車内フェラというあれほどの積極性を見せておきながら、こういう時に純な感じでもじもじとする。そんな彼女が愛おしくて、可愛くて・・・
/256ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ